mu-miso1974のブログ

徒然なるままに書く46歳初心者ブログ

坂本龍馬という人6

蒸気船 - Wikipedia

こんばんはムーミソです。
亀山社中は長崎に本店をおき
下関と京都に支店をおいて

藩から船をチャーターで借りて貿易を行ったり
藩からの依頼で最新の洋式銃を仕入れたりで
利益を得るというまさに会社と同じものでした

ただの脱藩浪人が船を借りて商売している・・
これはよくよく考えると凄いことで
この時代に自由に商売できることはまれで
商人の力を借りているとはいえ驚愕すべきことです。
竜馬は相場を調べて長崎で安く買って京都で高く売る
商売の鉄則をこの時期から行っていました。
このあたりも商人の血が入ってる竜馬ならではです

 

 

 

薩摩藩から蒸気船1隻と帆船1隻を借り受けて
順調に商売をしていきますが
薩摩藩まで荷物の運搬をしているときに
帆船を失ってしまいます。

蒸気船も返すことになり振出しに戻りますが
長州藩から船を借りて薩摩藩の協力と
亀山社中の活躍で洋式銃を手に入れることに成功します

実はこの時期に悪徳商人が多数出入りしており
火縄銃と変わらないような粗悪な銃を
新式として売り出したり法外な値段で売る輩がおり
なにも知らない諸藩のほとんどが
騙される事態であったので

竜馬と薩摩藩から手に入れた長州藩
幸運とも言えます。

長崎での亀山社中は顔を売るために商人たちに
挨拶をして回ったり、分かりやすいように
白い袴を隊服として来ていたそうです。

銃を仕入れるときに使われたのがグラバー邸であり
長州藩薩摩藩亀山社中で会談を行い
グラバーから新式銃を買い込み長州征伐に備えます

さて、亀山社中の社長は竜馬です。
亀山社中の変わってるところは社長と従業員の
給料が同じであるということでしょうか
儲けた分の給料もみんなで折半する

竜馬は武士という階級であるにもかかわらず
平明主義であり、このあたりからも
ただモノではないことがうかがえますね

その後は長州征伐の時に長州藩の船に乗って戦って
買ったはいいがすべてを失ってしまいます。
この時に手を差し伸べてきたのが故郷でした
土佐藩から協力依頼がきます。
亀山社中の同志は反対しますが
竜馬は実益を得るために土佐藩に協力することになります
この時から海援隊と名前を変えて活動することになります。

そこからの竜馬はあっちこっちに移動しては開国に向かって
突っ走っていくのです

次回で終わるかな|д゚)