mu-miso1974のブログ

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坂本龍馬という人2

黒船を作ってしまった 幕末の蘭方医と提灯屋 - 人物事典 幕末維新

ムーミソです。
坂本龍馬の生まれの話をさせていただきました
そうなんです竜馬は半武士半商人みたいな側面が
あるのです。

郷士という立場は武士とはいえ農民や商人に近いので
これは江戸時代の士農工商身分制度の中で
身分上の差別みたいなものが備わっていない
稀有な人物であったと言えます。

竜馬は少年時代はできないこと言われています。
これは諸説ありなんとも言えないのですが
学問についてはだめだったようです。
多分学校教育みたいなものを
受け付けないだけで地頭はよかったと思いますが

それより竜馬が熱中したのが剣術でした
日根野弁治に師事してメキメキ力をつけていきました
竜馬は次男坊だったので後を継ぐことができないので
この時代の生き方としては他の家へ養子へ行くか
剣術道場などを開いて門弟を集めていくなど
自分で切り開いていかなくてはならないのです

 

 

 

竜馬は江戸へ剣術の修行に行き
北辰一刀流の千葉道場へ入塾し剣術を磨くのでした。
剣術にいそしんでいたある日に例の黒船が
日本にやってきました

竜馬も土佐藩士として品川の守備に就いたのですが
司馬遼太郎さんの竜馬が行くだと
黒船にいたく感動し乗りたいと思ったそうです

その後は佐久間象山に弟子入り(象山が逮捕されたためわずかですが)し
西洋の文物に触れたときに彼の頭からは攘夷という言葉は
消えていたのではないかと思っている。

でも仲間内で攘夷はやめたというと仲間外れになることも知っている
なので態度にも出さず攘夷じゃあと叫んでいたのでしょう
非常に空気の読める人でもあったのです。

やがて修業を終えて帰国し小栗道場の師範代になったそうです。
この時に土佐藩に河田小竜という絵師と知合います。
小竜は絵師でありながらジョン万次郎と寝食を共にし
英語を習う傍ら、ジョン万次郎がアメリカで体験したことを
漂巽記略で書き記した人物です。

竜馬は小竜から国際情勢を学び攘夷というのは間違いで
開国することこそが日本を救うことになると
感じるのでした。

この時に一番驚いたのが身分制度がないことでした
世界では武士に向いているものは武士に農民に向いている
者は農民にと身分が決まっていないこと

誰でも札入れ(選挙)によって大統領になれることを知ります。
この時竜馬は世の中がひっくり返るような衝撃を受けたことでしょう

竜馬はこうして激動の幕末を理想の世界にすべく
走り回っていくのですが

それはまた次回|д゚)