坂本龍馬という人５

こんばんはムーミソです。
武市半平太が投獄され土佐藩の
勤王政権は終わりを告げます。

京都では長州藩が暴走し世の中が
沸騰してきます
竜馬のいた神戸操練所でも
船の操縦より京都で死にたいと
訴えかけてきます。

竜馬は京都でのことは無謀であり
暴挙であるためここに残るよう説得しますが
脱藩した時点でかっこよく死ぬことを
考えている者たちに意見を翻させることなど
出来るわけなかったのです。

竜馬自身にも土佐藩より招集命令がかかりますが
竜馬は無視し自動的に脱藩になったのです。

竜馬という人はもう藩とか幕府とか関係なくなっていて
日本という国の日本人として
日本をいかに良くするかを考えて行動しています。

西郷や桂小五郎は日本のためではなくあくまでも
藩の為であり、勝海舟はやや竜馬に近い感覚ですが
幕臣であることを考えると日本人とはいえる感じでないです

竜馬の願いもむなしく神戸操練所から京都へ向かった者たちが
政変により敗北し幕府から睨まれたため操練所は廃止になったのです

何もかも失てしまった竜馬ですが勝海舟が心配し
薩摩藩に紹介し庇護してもらうよう頼んでおいてくれました
こうして竜馬は薩摩藩から庇護されて
日本初の株式会社である亀山社中を設立します。

当時の脱藩した浪士たちは雄藩へは思想で訴えかける
者がほとんどの中、竜馬は物欲に訴えるのです。

竜馬たちの海軍技術は幕臣の勝海舟仕込みです
勝海舟は咸臨丸でアメリカ横断をしていますし
幕府の操船技術は天下一です。

竜馬はそれを知って薩摩藩に出資を募り
会社を立ち上げたのです
アイデアを出したのは勝海舟です

海舟は竜馬に世界ではお金持ちが金を出して
仕事の報酬をもらうという会社の仕組みが
あることを教えています。

竜馬はそれを薩摩藩に仕掛けて
薩摩藩にスポンサーになってもらい
商売してお金を儲けて軍艦を買って幕府を倒す。

ほかの人たちが聞いたら法螺話だと思うようなことを
本気で考え実行していくのです